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2019年9月12日

研修会情報『Tooth wear ~入門編~』 一般社団法人山形県歯科衛生士会、山形県歯科衛生士会置賜支部共催研修会

一般社団法人山形県歯科衛生士会・山形県歯科衛生士会置賜支部

共催研修会のお知らせ


日時:令和元年10月20日(日)9:45~12:00

会場:えくぼプラザ(南陽市赤湯791-1)

講師:黒江歯科医院院長 黒江 敏史 先生

演題:『Tooth wear ~入門編~』

抄録

Tooth wear入門編 歯が減っているのを見逃さないで!

                         黒江敏史(南陽市開業)

 Tooth wearはう蝕以外の原因による歯の表面で起きる歯質の喪失で、う蝕・歯周病に続く第三の歯科疾患として注目を集めています。テレビや雑誌やインターネットニュースでも取り上げられており、歯科医療従事者が知らないのでは済まされないトピックスです。高齢者の残存歯数が増えており、Tooth wear能力の重要度は今後一層高まっていきます。

 Tooth wearは歯を使う事で物理・化学的に歯の表面が減ることで、原因には、酸蝕、咬耗、摩耗があります。もしかしたら「私はほとんど見たことがない」と考えている人がいるかもしれませんが、日本の調査では約4人に1人に酸蝕の所見が見られたという研究結果があり、稀な疾患ではありません。知らないものは見つけることができないため、歯科医療従事者はTooth wearの基礎知識を持っている必要があります。Tooth wearは食生活やブラッシング習慣と深い関係があるため、歯科衛生士が発見する機会が多く、その対応と予防で大きな役割を果たします。

 本講演ではTooth wear とは何か、そしてその原因に関する基本的な情報を解説します。臨床例を通して、臨床で注意する事項と対応のポイントについても解説します。明日から歯を見る目が変わります!


* お申込は、案内をご覧ください。

pdf/yamagata/info/置賜支部共催研修会10月.pdf

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